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01)ETCとは
ETCとは?
ETCとは、(Electronic Toll Collection System)の略です。
日本語では「有料道路自動料金収受システム」といいますが、もっと簡単に「ノンストップで料金を支払えるシステム」といった方がよいかもしれません。
ETCは、有料道路の料金所に設置した道路側アンテナと、お車に装着された車載器とで無線通信による料金情報のやりとりをおこないます。
もちろん、車載器はお車のユーザーが任意で取り付けを行う必要がありますし、本体購入には1万円前後の実費と取り付け工賃などがかかります。
また、車載器は単独では機能しません。
車載器にはユーザー情報の入ったICカードが必要になります。
ここでいうICカードとは、このシステムにだけ対応できるクレジットカードのようなものです。
ETCの利点は、信号のない有料道路で唯一停車する料金所をノンストップで通過できることにあります。
それにより、渋滞の緩和、人件費の削減などのメリットがあります。
数年前に、各線・各駅の改札がほとんど無人の自動改札機になった時のようなものですね。
特に料金所でのストップ&ゴーが減少するため、発進・加速に伴う騒音や窒素酸化物等が軽減され、料金所周辺の環境が改善されますし、CO2の排出量削減にも寄与するなど、地球温暖化防止対策として世界的にも注目されています。
ETCカードとは?
ETCカードとは、ETCのシステムを利用すると共に有料道路の利用料金を支払うためのカードです。
前述ではクレジットカードのようなものと申し上げました。
それは、料金をカードで支払い、後日所定の口座から引き落とされる点が、クレジットカードの後払いシステムと同様だからです。
正確には、ETCカードには2つのタイプがあります。
①ETC専用カード
②ETC一体型クレジットカード
の2タイプです。

①のETC専用タイプは、ETCシステムを利用することに特化したカードで、有料道路のETC による通行料金精算以外の機能はありません。
②のETC一体型クレジットカードは一般のクレジットカード機能がセットになったETCカードで、有料道路の利用以外でも、通常のクレジットカードとして利用できます。むしろクレジットカードにETCが付帯していると思っていただいた方がわかりやすいですね。
ETCカードはクレジットカード各社のほとんどが取り扱っており、ETC専用カードにおいては年会費が無料のケースが大半です。
一体型クレジットカードは便利な反面、機能が多彩ですから、不正利用を避けるためにも、専用カード同様お車への置き忘れには十分注意しましょう。
ETC利用の手順(導入編)
1、ETCカードを申し込む
クレジットカードをお持ちの方
お持ちのクレジットカード会社に申し込めば、比較的簡単に手続きできますので専用カードがおすすめです。
クレジットカードをお持ちでない方
初めてのカード選びは大変!?しかし、ETC機能そのものに大差はないので、生活スタイルに合ったクレジットカード会社を選ぶと良いでしょう。
せっかくだから便利でかさばらない一体型がおすすめ!
2、車載器を購入・設置
車載器は自動車ディーラーやカー用品店・自動車整備工場などで購入できます。
導入当初に比べ安価な車載機も登場し、ますます身近になった感がありますね!
車載器には3タイプありますので、ご予算や、デザインで選んでみては・・
2ピースタイプ
ETC情報の処理機能部およびETCカード挿入部などの本体とアンテナを1筐体のなかに収めたタイプで、ダッシュボード上の無線通信の支障とならない場所に取り付けます。ETC車載器とETCカードの2つで構成されるため、2ピースタイプと呼びます。
3ピースタイプ
本体からアンテナを分離したタイプです。ダッシュボード上には小型のアンテナだけを取り付け、本体はETCカードの着脱に支障がなければ、車内のどこへでも自由に設置することができます。ETC車載器本体、アンテナ、ETCカードの3つで構成されるため、3ピースタイプと呼びます。
ビルトインタイプ
クルマのインテリアとデザインを一体化したタイプで、自動車メーカーから発売されています。アンテナがルームミラーに組み込まれているものや、本体をセンターパネルに設置するものなど、メーカーによってさまざまなタイプが用意されています。なおビルトインタイプにも、2ピースタイプと3ピースタイプがあります。
ETC利用の手順(活用の心構え)
さあ!いよいよ活用!
・・の前に大切なことを知っておきましょう。
ETCは、通信と料金の収受に係わるすべての規格が統一されています。
そのため、車載器のメーカーとカードの発行会社の組合せがどのようであっても支障なく利用していただけます。
例えば、ご自身の所有カードを知人などから借用したクルマの車載器に挿入して使用することも可能ですので、クルマ所有者との間で通行料金の精算などをする煩わしさもありません。
ETCカード所有者は、ETC車載器が取り付けられた車両なら、どの車両でも利用できます。
例えば、車載器の取り付けられたレンタカーなどを運転する際も、自分のカードが挿入できます。
グループでゴルフや旅行にお出かけになる際、『行きの料金は私が払うから、帰りはあなたが払ってね』というような使い方が出来便利です。
通行料金はカード名義人に請求されます。
つまり、車載器は車のデーターをインプット(車格に応じた料金体系のため)していますが、ETCカードは料金の支払いをする方が挿入することで活用の幅が広がるのです。
万一にも車載器を登録外のお車に搭載することは犯罪になりますので絶対にしてはいけません。
ETC利用の手順(活用編)
お車に車載器を搭載し、ETCカードを挿入したらいざ出発!!
ETCの通行レーンは2種類ありますので覚えておきましょう。
①ETC専用レーン ②ETC/一般共用レーン


進入時の注意
レーンの区分は、通常事前に案内標識で確認できますのでゆとりをもって進入しましょう。
ただし・・まだまだETCに不慣れな運転者や、運転そのものの初心者も多いのも事実です。
便利だからといって安易に通過しようとすると、思わぬ事故を招く恐れもあります。
ETC非装着車が間違って進入し思わず一旦停車する場合や、ETC装着にもかかわらず、カード不所持や、カードの有効期限切れでバーが上がらない・・なんてこともあります。
ですから、先行車に十分注意して「もしや!?」と危険予測をしながら車間距離にゆとりをもって、慎重に進入しましょう。
通過時の注意
時速20km/h以下で通過しましょう。
ETCレーンに設置されている開閉バーは、車載器とアンテナの通信が正常に行われなかった場合、開かないことがあります。
開閉バーが開くまでは、いつでも安全に停止できる速度(20km/h以下)に減速し、開閉バーの作動を確かめてから進んでください。


